キスに恋して…3

信じていた

部屋に戻り、私は真治くんにお菓子を渡した


「ありがとう」


美味しそうに食べる真治くんと葵


私は部屋の隅に座り、壁に寄りかかかって直哉のしているゲームの画面を見ていた


目だけは直哉を見ている


頭の中では、さっきの良平がいた


今の私…大嫌い


どうして1人に決められないの?


二人をこのまま好きでいてはいけないの?






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