キスに恋して…3
その時は、こんなに好きになるなんて思わなかった


だって…私は転校した初日に同じクラスの隣の席の人が気になっていたから


今思えばあれが初恋…


その人に彼女が出来て、側にいたのが直哉だったんだ


「寒くね?」


「寒いよ?当たり前でしょ!冬なんだから」


そう…私の誕生日も無事に終わり、もうすぐクリスマス


「もうちょいくっつけよ」


直哉は校門を出るなり肩を抱く


「イヤだ…って…ば!」


直哉の肩からすり抜ける






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