キスに恋して…3
放課後、毎日直哉が教室に来る


「楓〜帰るぞ〜」


「うん…」


直哉の顔が見れない


葵と亜矢に挨拶をして教室を出た


「俺のホッカイロは元気か?(笑)」


「あ…うん…ありがと!」


私は顔を見ないまま直哉にホッカイロを返した


「もういいのか?」


直哉が優しい顔で私の顔を覗き込む


「うん…直哉がいるから…」


そう…普通にしなきゃ


「ん?お前…髪…タバコ臭くね?」


直哉が私の髪を触って匂いを確認した






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