キスに恋して…3
走って校門を出た


やっぱり見えないや…


遅かったかな


「おい!」


振り向いた校門の脇に直哉がいた


校門の壁に寄り掛かりながら座っている


「直哉〜良かった…」


私は直哉のいる脇に駆け寄った


「どうした?」


「待っててくれたの?」


「ああ…」


「帰ろっ!」


私は直哉の手を引いて立たせた






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