禁忌恋愛~兄×妹~

「ぅ~、、はよ…」


お兄ちゃんが目をゴシゴシしながら起き上がった。


「あ、お兄ちゃん、おはよう」


あ…お兄ちゃん寝癖付いてる。


可愛い…。


思わずお兄ちゃんの髪に手を伸ばした。


クシャ…。


「なんだよ」


「なんでもない。ただ…」

「ただ?」


「可愛いから、触りたくなったの」


あぁ…、愛しい。
この人が、愛しい。


「可愛い…か。言ってくれるじゃねぇか」


ニヤリと、狼みたいにお兄ちゃんが舌なめずりした。


お兄ちゃんがあたしの頬に手を添える。


「いつまで、可愛いって言ってられるか…楽しみだな」


ばふ!


2人でもう一度布団に倒れこんだ。

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