禁忌恋愛~兄×妹~
着いた銭湯は昔ながらのって感じで凄く素敵だった。

「あら、あなた達見ない顔ねえ」

番頭のおばあさんに喋りかけられ、あたし達は今日からここに越してきたことを説明した。

「あら!そうなの?

じゃあ今日はタダでいいわよ!!

コーヒー牛乳もオマケしちゃう」

「え…いいんですか?」

「もちろん!!今日だけ特別よ♪」


「ありがとうございます」

優しいおばあさんに、まだお風呂に入っていないのに心はホクホクしながらあたし達はそれぞれの脱衣所に向かった。




「…ふぅ…気持ちいい」

お風呂には誰もいなくてあたし1人ぼっち。

お兄ちゃんもそうかな…?

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