恋愛交換日記

期待…

えっ…?
何で…?
また目の奥が熱くなった。
それでも我慢した。
私は、たつやに電話をする事にした。

着信履歴からたつやの番号を押した…。

プップップッ…
プルルルル…

つながった〜
心臓が今にも破裂しそうな私。

数秒もしないでたつやが出た。
「はいっ!成ちん!?!?」

「ぅん…」緊張で声がうらがえる。

「やっと連絡とれたわ…てか俺悪いよな…ごめんやで」

「えっ…あっ…違うよ」私は、とっさに嘘を付いた。

「えっ?でも泣いてたやんっ!」

「違うって!!!」ついついキツい言い方になってしまう。

そんな言葉にたつやが黙った。

「…あっ・・ごめんっ!つい。」ととっさに誤った。

「いいよいいよ」と言うたつやの言葉にホっとした。

「てか成ちん携帯やろ?金かかるやんっ?切るな。」そんな優しい言葉も私をいやがっているのかと被害妄想。


「あっ…ぅん…」

「それぢゃ…」ブチっ…

そっけなく切れた電話。何か期待を抱いてしまうよ…。

好きになっても
いいですか?










ねぇたつや、中学生だった私達って本当に馬鹿だったよね?
またこんな時代に戻りたいよね?
ねぇ?また交換日記とか馬鹿みたいだけど…
やりたいよ…
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