鏡の中の彼と彼女 ~第三章~
光の中で繋ぐ手
ソファーに座りコーヒーを飲みながらくつろぐ


「ふぅ…香織、今更だけど…良いの?」

不安げな顔で啓吾は香織を見た


「啓吾?なにが?」

「…俺との結婚…」

「良いに決まってるよ。前に言ったじゃん、片腕になりたいって」


啓吾はギュッと抱きしめた


「うん…ありがと」

「私こそありがと…う…って…啓吾…ダメだ…よ」
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