キス屋

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翌朝、未波からの
メールで目を覚ました。



今朝は一緒に登校しよ、



と言う誘いだった。
一応痴漢にあった事も
彼女には報告した。



心配してくれてたのか、
今朝はなんとなく未波は
周囲を頻繁に気にしてた。



「昨日、どうだった？」


あたしは未波にきいた。



「あ、...うん、楽しかった」


「今度ちゃんと紹介してよ??
　かっこいいの？佐山悠...だっけ」


「うん、するよー。
　顔はねー私的かっこいい!」


「いいなー未波...どっちから
　告ったのよっっ」


冷やかす様にあたしが問うと、
未波は首を傾げた。


「どっち...てか、
　流れで。付き合う？みたいな...」


「おお〜　すごーい」


何が凄いのか自分でもよく
分かんないけど、そう言った。


未波幸せそうで良いなあー...



...