アルタイル*キミと見上げた空【完】
「堂島くん、キミも男子バスケ部のマネージャーなら、私が何を言いたいのかわかるよね?」
「・・・・・はい」
ようやく、校長先生や、教頭先生・・・この学校の言いたいことがわかったような気がして、私は目を閉じた。
今、このタイミングで学校は何の形にしろ、凱に処分を科したくないんだ。
だけど、この問題を手っ取り早く解決する方法。
それは・・・・
私が、責任をかぶればいい・・・ってことでしょ。
「わかりました・・・」
そういって目を開けた瞬間に、目の前の教頭先生が横に吹っ飛ぶのが見えた。
ダーンッ!
派手な音を立てて、教頭先生が倒れたその横で、凱が大きく息をつきながら校長先生をにらんでいた。
「汐は全然悪くねぇんだよ。そんなに形にこだわるんだったら、俺がやめてやるよ」
あわあわと口を動かしてる校長先生は慌てて
「それは困る」
とおうやく一言言った後、少し間をおいて、凱をにらみながら忌々しそうにぎりぎりと奥歯をかんだ。