溺愛S坊や☆★
☆第5章★
学校へ行ったら、何だかクラス中がざわついていた。
『おはよう~…』
『あっ!!莉依ちゃん!!おはよっ!』
『うん…。何事?』
『えっ?!莉依ちゃん知らないの?!』
『うん…。』
『転校生くるんだよ!!しかも2人!!男女で!』
『へぇ~…』
何だ。転校生か。それでざわついてんだ…。
『何組?』
『莉依ちゃん!!』
実玖ちゃんは私の袖を引き、指さした。
実玖ちゃんが指をさす方向には空いてる机が2つ…。
えっ…?
両方同じクラスなの?!
そりゃ珍しいかも…。