最後のラブレター
1年前の冬、

中3。

私には好きな人が居た。

落合 光。
1つ先輩で当時は高1だった
同じ中学の時の先輩で
光先輩が卒業してからも
ずっと好きだった。

卒業してからもメールや電話は
頻繁にしていた

その日も向こうから
電話がかかってきた

携帯を通じての
会話の中でいきなり


「付き合わん?」


光先輩の短い告白

答えはもちろん


「はいっ!!」

大好きな人から
告白された

幸せだった

本当に幸せだった




だけど


光先輩は
私の思ってた人じゃなかった

デートの誘いは光先輩の
気が向いた時だけ。

しかも時間帯なんて
気にもしてもらえなかった

お互い学校があるハズなのに
平日の昼間からとか。
真夜中とか。

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