「―――――――………っ」




伊織くんは絶句した


車内の空気が一気に重くなる




「どうして…………」



明らかに動揺して


震えた声を伊織くんは出した




私は固く目をつぶって




「私が空羽を殺した……」




「…………え?」




そう



空羽は私が殺した





だって



あの日



空羽は私のせいで家を出た





そして




ただいまと言う事は


二度となかった…………




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