さっきまでの激しさとは
打って変わって



伊織くんはゆっくりと服の上から私の身体を確かめる



時折、瞳の奥には余裕すら感じられて



恥ずかしさを感じるのと同時に胸が高ぶる



プレゼントのラッピングをほどくように


一枚、一枚、伊織くんに服を脱がされて


濡れた唇や舌が首筋や胸、身体を這うと


自分でも初めて聞く自分の声が漏れて



顔を横に背けた




伊織くんの指は 確実に


私の奥に眠ってるものを


引き出そうとして



彼を求める気持ちが恥ずかしさを追い越すと



強く伊織くんの身体にしがみついた




< 324 / 394 >

この作品をシェア

pagetop