空
さっきまでの激しさとは
打って変わって
伊織くんはゆっくりと服の上から私の身体を確かめる
時折、瞳の奥には余裕すら感じられて
恥ずかしさを感じるのと同時に胸が高ぶる
プレゼントのラッピングをほどくように
一枚、一枚、伊織くんに服を脱がされて
濡れた唇や舌が首筋や胸、身体を這うと
自分でも初めて聞く自分の声が漏れて
顔を横に背けた
伊織くんの指は 確実に
私の奥に眠ってるものを
引き出そうとして
彼を求める気持ちが恥ずかしさを追い越すと
強く伊織くんの身体にしがみついた