らぶ☆すとーりー
「話しかけてくれれば良かったじゃないですか。」



「話しかけても良かったのか?随分仲良さそうだったけど。」



「市川さんだって、昨日玲奈と仲良さそうに抱き合ってたじゃないですか!」



私はわざと市川さんと言ってみた。



「あれは、しょうがなかったんだ。」



「お前の一晩一緒に過ごすとは全然違うだろ。」



「私は迷惑かけたから・・・終電無かったし泊めてあげただけです!」



「お前は誰でも家にあげるのか!」



「お前って言わないで下さい!私行きます!」



「ちょっと待てよ!」



私は隼人に腕を掴まれた。



「ちょっと来い。」



私は人気の無い路地裏に引っ張られた。



「何ですか!」



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