好きって言ってよ!


私は
体育館の扉を開いた…

その途端
私の耳には
大きな声が響いた

『センターーッッッ!』
『バック!カバー!!』



私は一瞬で
目が話せなくなった

「すごい…!」


軽やかなスパイク

鮮やかなトス

どこまでも追っていく
レシーブ


どれをとっても
"すごい"としか
いいようがなかった。





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