ちぇりっしゅ 修正中^^

beginning


「………。」

祥子さん遅いなぁ

「…はぁ」

先に帰った翔君にまたまた鍵を閉められた

もうかれこれ1時間くらい玄関先に座ってる

どんだけチャイムならしても反応ないんだもん

それに

お金ないし

ここら辺何があるかよくわかんないし

仕事に行ってる祥子さんを待つしかないじゃん?

「…むかつく」

頭下げたのに

いいじゃん

1ヶ月もあれば出てくんだから

「……。」

翔君 嫌い

やっぱり『いとこ』って言ったのはあたしを助けるためじゃなかったんだ

自分のためかよ

「うざーい!!」

――ガチャ

叫んだ瞬間

扉が開いた

「へ?」

見ると不機嫌そうな顔をした翔君

「誰がうざいんだよ」

「へ?」

「入れよ」

「え?あ…うん」

あたしは立ち上がった

「あっ ありがと」

やっさしいじゃん

「あのさ」

「ん?」

「今 母さんから電話あったんだけどさ」

「うん」

「大阪に転勤になったらしい」

「転勤っ?!」

え……てことは

あたし

どっちみちここにはいられない?

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