ちぇりっしゅ 修正中^^

「そうだけど」

「よ…かったぁ」



あたしは大きくため息をついた。



助かった

これでなんとかなる。



「とりあえず邪魔 入れないんだけど」

「あ…ごめんなさい」



そう言われて急いでキャリーバッグをどける。






―――ガチャン


「………。」


ドアが閉まったと同時に鍵がかかる音



「……ぇえ?!」


あり得ない

理由も聞かずに閉められた。



「最低……開けなさいよっ」


ドンドン


「あーけぇろっての」


しかとじゃん

むかつくぅ


「あの」


あたしはドアを叩く手を止める。

振り返ると綺麗な女の人が立っていた。



「もしかして 梨紗ちゃん?」

「はい」

「はじめまして 梨緒【リオ】ちゃんの…あっ お母さんの友達です」


そう言うとニコッと微笑んだ。



「はじめまして」

「お出迎え行けなくてごめんね?」



――ガチャン


あたしのキャリーバックを持ち上げて鍵を開けてくれた。



「さぁ 入って」




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