エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
プロローグ
私は全速力で駆け抜けていた。
全身で風を切って、周りの景色はどんどん変わっていき、このままどこまででも行けそうだと思った時に私は大事な事に気がついた。
いつの間にか勇がいない。
私一人になっていた。
一緒に走っていたハズのおっちゃんまでいなくなっている。
そしたら、辺りが急に暗くなって闇に包まれてしまった。
私は右に行けばいいのか、左に行けばいいのか分からず、そこから一歩も動けなくなってしまった。
全身で風を切って、周りの景色はどんどん変わっていき、このままどこまででも行けそうだと思った時に私は大事な事に気がついた。
いつの間にか勇がいない。
私一人になっていた。
一緒に走っていたハズのおっちゃんまでいなくなっている。
そしたら、辺りが急に暗くなって闇に包まれてしまった。
私は右に行けばいいのか、左に行けばいいのか分からず、そこから一歩も動けなくなってしまった。