エア・フリー 〜存在しない私達〜《後編・絆》
「そーいえば、ミコのお父さんとお母さんに挨拶もしてないや。私、気が動転してたから…。」
「それは、ちゃんとうちの親も判ってるって!それよりここまで亜梨砂と一緒に来たんで火菜に悪い事したって思ってるんじゃないかな。だから今、森センセーが話してるよ。児島未来さんと亜梨砂の事。」
火菜はまた児島未来と聞いて心が重たくなっていた。
―そうなんだ。もし、ミコと結婚するとしても“児島未来”としてじゃなきゃ認められないんだ。
それは勿論、児島未来として生きると決めた時に承知していた事。
しかし、たくさんの人を騙して生きていかなきゃならないんだね。
「ミコ、私、ミコのご両親にも嘘つかなきゃならないんだね。」
命は火菜の辛い事情を察して
「俺が火菜を知っている!それじゃあダメか?」
と聞いた。
もう火菜にも迷いはなくなった。
「そうだよね。私、ミコについて行くよ。」
「それは、ちゃんとうちの親も判ってるって!それよりここまで亜梨砂と一緒に来たんで火菜に悪い事したって思ってるんじゃないかな。だから今、森センセーが話してるよ。児島未来さんと亜梨砂の事。」
火菜はまた児島未来と聞いて心が重たくなっていた。
―そうなんだ。もし、ミコと結婚するとしても“児島未来”としてじゃなきゃ認められないんだ。
それは勿論、児島未来として生きると決めた時に承知していた事。
しかし、たくさんの人を騙して生きていかなきゃならないんだね。
「ミコ、私、ミコのご両親にも嘘つかなきゃならないんだね。」
命は火菜の辛い事情を察して
「俺が火菜を知っている!それじゃあダメか?」
と聞いた。
もう火菜にも迷いはなくなった。
「そうだよね。私、ミコについて行くよ。」