304号室
1
昔から自分に体というものがあることが許せなかった。

骨があって内蔵があって脂肪があって。
そんな体が汚くて汚くて仕方なかった。


それならいっそのことやせ細り衰弱して消えてなくなりたい。



存在だけになりたい。




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拒食症×隼虎





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