キミとの大切な時間


しばらくして先生が来た。
席順はあいうえお順だから
もちろん嶽とは離れてしまったけれど
代わりに面白そうなやつらが回りに
たくさんいる。


「じゃあ、隣の人と他子紹介してくださいねー」

先生の一言で俺は隣のやつと自己紹介しあう。

「えーっと、湊 聖那です。
 部活は入ってなくって、趣味は・・・寝ることかな」

ははっ、と笑ってごまかす彼女。
確か、先日みた子はこの子だ。
あのときは俯いて顔が見えなかったのに今回はすごい笑顔で話してくる。

「あ、三原柚志です。
 部活はハンドやってて・・趣味もハンド。」

無愛想気味にいうと、会話が途切れた。
いつもの俺なら、こんなことにならず、駄洒落のひとつでもいうのに。
湊の前だと緊張して話せない。

「あ、と・・・三原って元何組?」

「俺・・は、四組だった。湊は?」

「あたしは八組だよ。」

そこでまた会話が途切れる。
周りはざわついてるのに、ここだけ静かみたい。

「ははーまじ豊海ばかじゃんっ!」

「てかお前に言われたくねー」

隣の声が聞こえてきた。
俺たちの隣は、原山裕美と豊海疾風。
原山が男っぽく、話しやすいから
話が盛り上がってるんだろう。
俺も一度話したことあるが、とても
話しやすいやつだった。


「そこまでっ、後は各自かいさーんっ」

先生もすごいゆるい人で・・・適当にしとけ、みたいな先生だった。

でも怒るときはすごい怒るし、生徒を傷つけたりしたら絶対許さない。
すごい人気の先生だった。


「柚志、お前の隣の子どんな子~?」

早速嶽が話しかけてきた。
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