WETHER
「どうしたの、ウェザー」


ウェザーは絵を持ったままその場を動こうとしない。


「ウェザー?」

ウェザーは軽く舌打ちをし

「風の防御膜を破られたみたいだ」

「はぁー、ちょっとどうすんのよ」

「う、ウェザー」

風に吹き飛ばされボロボロになった警部たちがウェザーたちの周りを囲っていた。

「あっれ〜警部にもあれを破れたんだ〜」

「ハァ、当たり前だハァ
あの程度ワシにとってはそよ風どうぜんハァ」

「その割には息切れが激しいね」

「ウェザー、その減らず口を今すぐ閉じさせてやる」
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