先輩は俺の幼なじみ☆



「亜優さん!翔と付き合ってるんすか!?」


「うん。」


「「「くっそ~!ふざけんな翔~!!」」」



今度は俺も睨まれた。



「「いやぁ~!翔君~!!」」


「「翔の馬鹿野郎~!!」」



ギャーギャーと、俺達を取り囲む人達が叫ぶ。



顔が引きつりそ…。



でもー…



『俺の亜優だから手、出さないでくださいね?』


「あたしの翔だから手、出さないでね?」



微笑みながら言うと、シー…ンと静かになったから、また歩き出した。



『大好きだよ、亜優。』


「あたしもっ!」



何年、

何十年経っても、



大好きって誓うよーー…



亜優?



これからも、ずっと一緒にいようね?











Fin.☆☆☆★★★
< 164 / 166 >

この作品をシェア

pagetop