先輩は俺の幼なじみ☆
「もう、自分からしたくせに。なに赤くなってんの。」
『だって…みんな見てた…。』
「当たり前でしょ、ここ学校だもん。」
『むぅ…。』
でも…いっか。
これで亜優に変な虫はつかなくなる…かな?
「し、翔君!時田さんと付き合ってるの!?」
『うん。』
「「「キャー!いやぁ~!!」」」
泣き崩れるように叫んだ女の子達はギッと亜優を睨む。
「馬鹿、そんなはっきりと…。」
『だって本当のこと…。』
「まぁね…。」
やれやれ、とため息を吐く亜優は少し楽しそう。