君の隣。




「これ妹にあげよー。」

三浦君はそうつぶやいて、

紙袋2つを机にかけた。





私はこの時、

私が想像してた男の子の態度とは

違う態度をとった三浦君が、

少し気になる存在になった。








三浦君と、もっともっと



仲良くなりたい―。






私はその時、そう思ったんだ。





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