君の隣。
淡い色の恋
―春。
新学期になり、私は
5年生になった。
そして、クラス替えもある。
みんなに、クラス表が配られた。
私の名前を探していると、
「ゆうかぁ~またおなじクラスっ!!」
と、元気に江夏が言ってきた。
「ほんと?やったー^^何組?」
「また3組だよ★」
私は3組の欄をみた。
そして自分の名前を確認し、
4年生の時も同じクラスだった人の名前を
3組の欄から探した。
・・あ。
今、私の目の先には
”三浦凌介”
という字が書いてある。