愛する心
第二章・10万を出す男
「あの、」





そういって私に話し掛けてきたのがあなた、大きな鞄をもって、顔は幼く高校生ぐらいの子。





「何?私を買いたいの?いくら?」





男は馬鹿な生き物、綺麗な女なら例え中身がどんな汚れた女だって、金を払って抱くようなくだらない生き物。





「・・・・はい」





男はそういって財布から金を取り出し私によこした、金は全部で10万あった。





「いいわ、どこでヤるの?」





「僕の家でいいですか?」





「・・・いいわ」





男はタクシーを呼んできた。私はタクシーに乗り込んだ。





たまにいるの、ホテルじゃなくて自分の家がいいってやつが




でもそういう奴は大概、変な趣味があったら他にも男がいたりする、最低な奴ら。
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