あなたは、あたしの『運命の恋人』


タクシーの中で、ボロボロ泣いた…

運転手さんが


「大丈夫ですか」って言ってた


あたしは、ただ首を縦に振って


「大丈夫、大丈夫です」と繰り返した…


ホントは、そうじゃない…


ホントは、今すぐ、彼の元に引き返したい…


ホントは、今すぐ


あの、広く…力強い腕の中に飛び込みたい…


だけど、できない…


恐くて…できないよ…






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