あなたは、あたしの『運命の恋人』

バックから、車の鍵を取りだそうとしてるけど


なかなか見つからない…


「あれ?どこ?」


ゴソゴソ ガサガサ…


ようやく鍵を見つけて、ボタンを押した

ピッ カチッ


ガチャン


とにかく、運転席に座り


ドアを閉めた。

車内の電気をつけて
バックミラーでメイクを確認。


少し、口紅が落ちていた…




「暗闇でよかった…」

なんで、そんな事、気にするの…


って、いうか、あたし、ずっと、手、震えたまんまじゃん。



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