あなたは、あたしの『運命の恋人』

あたしは、とにかく、ここから、この場所から、すぐにでも離れたかった…


ここに、いたくなかった…


流れる涙、急いで吹いて、みんながいる場所に戻り

夢美に、「ごめん、具合悪くなったから、あたし、先に帰る。」

「えっ!?もう帰っちゃうんですか?これから二次会ですよ」


「ごめん。具合、メッチャ悪いから…」

置いてたバッグ、手に取り


「すみません、お先に失礼します」と、みんなに伝え


「まだいいじゃないか」という声に


「すみません…今度、付き合いますんで、きょうは、ごめんなさい。」


そう告げると、財布から会費を取り出し、幹事に「はい。」と渡して


逃げるように、この場を


この店を出て行った。



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