道

おばさん達の最後のやさしさ

そしてお世話になったおばさん達にもやめる事を話した。

さんざんいがみあってたおばさん達も形ではだいぶ悲しんでくれているようには見えた。
夜のおばさんもだいぶ悲しんでくれて質問攻めにされた。

なんで？
なんかあったの？
また嫌味とか言われた？

まぁーこんな感じ。

そして話しおえた後はいつにもましてがむしゃらに働いた。
残り少ない時間を楽しく悔いがのこらないように働きたい。
そういう気持ちから、不思議と疲れたりはしなかった。






そして私なりにすごく頑張った一ヵ月がおわろうとしていた。
やめる当日！私は本当は休みだった。
でも無理いってその日は出勤にしてもらった。

そして昼間普通に働き、普段ならいらいらするおばさんの動きもやめる事もあってなぜかいらいらせず、14時になりさわやかにあいさつをし、私が望んでいた楽しくさよならができた気がする。

そして夜のおばさんがくる時間が迫ってきていた。
いつもなら21時までいるがその日はおばさんが出勤してくる時間にあがりだった。

そしておばさんが、勢い良く、
おはようございまーすっと言ってはいってきた。