“俺様”大家の王国
 


『毎回』って事は、

この人は毎日家にいるのだろうか。
 
本当に、何をしている人なんだろう。

でも、初対面でそれを訊き出すのはやっぱり憚られた。

「じゃあ、五時頃に来て貰えますか? 

あと部屋の鍵、ここに置いておきますね」

「はい」
 
大家さんは、シンクの横に鍵を置いた。

この部屋の鍵らしい。

「分からない事があったら、

何でも訊いて下さいね……」



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