Sweet☆teacher
でもいつもあたしを守ってくれる優しいお兄ちゃんなの。
なんで今日に限って帰ってきちゃうのかなぁ・・・
「今日隣に越してきた桐生です」
お母さんに見せたような笑顔じゃなくて、ちょっとむすっとした顔をしながらあいさつをする雅輝。
「で。今日来た人がなんで未優とこんなに仲いい訳?」
雅輝を睨みながら言う。
「そりゃぁ・・・だって・・・なぁ??」
いきなりこっちに振るなぁ!!!
なんて言えばいいのよ!!
「あの・・・さ、さっきうちでご飯食べてったから・・・」
自分でも変ないい訳だって思うくらいに下手なわけで・・・
思わず下を向いてしまった
「な-んだ。そおだったのかよ」
ケっと言って先生の隣にしゃがんで、
何か言ってた・・・ような気がしたけど、
あたしには聞こえなかった。