ミラクル☆レイナ
「そうそう!」

そんなクラスメート達をよそに、レイナちゃんは満足げにそう言った

そして、一友は私を見ながら、どこか寂しげに呟いた

「……名前で………確かに良いかもしれないな……昔はずっと名前で呼んでたもんな……」

聞こえるか聞こえないか位の小さな声だったけど、レイナちゃんには聞こえたようで、素早く反応して、後ろを振り返った

……流石に元々、犬なだけはある

でも、レイナちゃんは、それに触れる事はなく、すぐにいつもの笑顔になって、言った

「で、君は名前何て言うの?」

すると、一友はそんな事を聞かれると思っていなかったのか、少し驚いた様子で答えた

「あ、俺は……田口 一友って言います」

それを聞いたレイナちゃんは、少し考えた後、言った

「一友かー……じゃあ『カズ』だね!てか三和は一友の事、何て呼んでるの!?」
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