母の心音(こころね)
「五月二十六日、五月の連休は楽しかった。次男一家とも会えたし、末娘夫婦とも会えたし、また独りぼっちや。今日はえらい雨でな、家で休みたいと思って居ったけど、田植えの日が迫って居るので、仕方なく田圃に出たんや。カッパを着てな」
雨の日も
家でくつろぐいとまなく
田植え間じかに迫り来たれば
「五月二十七日、茶摘が終わると直ぐに田植えの準備や、猫の手を借りたい程忙しいんや。玄関の梁の所にツバメの巣をこしらえる棚をつけてあるんや。毎年この時期になるとツバメが巣を作るんや。そしたらな、そこえ雀も来て、せっせとごみを運んで来るんや。それも、少しならええんやけど、どんどん運んできては、周りに撒き散らかすんや、それも一生懸命にな。その姿を見ると怒るに怒れず、その仕草がまた可愛くてな。この忙しいのにと笑いながら、玄関に落としたごみを片付けたんや」
農繁期
家に帰れば雀まで
巣ぐみにごみを散らす庭先
雨の日も
家でくつろぐいとまなく
田植え間じかに迫り来たれば
「五月二十七日、茶摘が終わると直ぐに田植えの準備や、猫の手を借りたい程忙しいんや。玄関の梁の所にツバメの巣をこしらえる棚をつけてあるんや。毎年この時期になるとツバメが巣を作るんや。そしたらな、そこえ雀も来て、せっせとごみを運んで来るんや。それも、少しならええんやけど、どんどん運んできては、周りに撒き散らかすんや、それも一生懸命にな。その姿を見ると怒るに怒れず、その仕草がまた可愛くてな。この忙しいのにと笑いながら、玄関に落としたごみを片付けたんや」
農繁期
家に帰れば雀まで
巣ぐみにごみを散らす庭先