SING
マヨイ
「ただいま。」

「おかえり。」

出迎えたのはお姉ちゃんだった。


「お母さんは?」

「今、お風呂。どうしたのよ、遅かったじゃん。」

「ああ…まあ、ちょっと。」

「もしかして、アレックスに会った?」


さすがお姉ちゃん。

まあ、普通わかるか。
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