夢をみさせて

そして

きっと

彼は私が同じ車両から消えても気づかないでしょう。



彼のことは
忘れてしまおう。

こうなることは
わかっていたから。


どんなに追いかけても
彼には追いつけないから。

そう思うことにしました。



だからこうなって
よかったのだ…と。


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