●罰ゲームの会●
タカシくんに続いて私たちも何とか店内に入ることができた


お客さんの視線が痛い


皆、後ろに並びなさいよと言わんばかりの目だ


「彗くん下さい!」


タカシくん…側にいた店員さんに大きな声でそう伝えた


「あちゃ…」



トモさんは頭を抱え、華はぷうっと吹き出した



店員さんは、タカシくんの言葉に動じることなく、にっこり微笑むと店の奥に目をやる
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