●罰ゲームの会●
「でも、ごめん。相手が誰でも…私、寄られ過ぎるのが苦手なんだ。こないだ、私の目の前まで寄ってきたから…。だからついイラッときて、あんたにキツイ事言っちゃったかも」


華がタカシくんに頭を下げる


タカシくんは頬をピンクに染め、慌てて首を振る


「そっ、そんな。オレの為に頭下げないでいいっス…」


二人のやり取りを見て、トモさんはミタカさんに近寄って行く


「次はお前。この際だから正直に言えよ」


「正直に?トモ、何が言いたいんだ」


ミタカさんは椅子に座ったまま、トモさんを見上げる


「麗子ん事どうすんの?」


「はぁ!?どうするも何も…無理だろ。オレ、男だし、何も応えらんねーよ。ったく何で知っててお前ら教えないんだよ」


麗子さんが男って話だよね…


ミタカさんと何があったんだろ
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