●罰ゲームの会●
そう言って私のグラスにビールをつごうとする


「私、未成年なんでー、烏龍茶でお願いします」


近くにあった烏龍茶のペットボトルを指差す


「いいじゃん、別に」


って無理やりグラスにつごうとするもんだから、グラスをひっこめた


彼が注ごうとしていたビールがテーブルの上にこぼれる


「あ~あ…大丈夫?服ぬれなかった?」


呆れたようにテーブルを拭く彼


「大丈夫です!おしぼりもらってきますね」


麗子さんはそんなことにも気づくことなく、ビール片手に前の人と何かの話題で盛り上がってる


慌てて座敷を出て、店員さんを探そうとした時、いきなり後ろから手をひかれる
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