呪われたプリントクラブ
生存率4分の3


その日あたしは友達と遊んでいた。


昨日から優華の家でお泊まりしている。


メンバーは四人。

南野優華
ミナミノユウカ

森矢岬
モリヤミサキ

月島春奈
ツキシマハルナ

そして私、
桜木光
サクラギヒカリだ。



この時は四人に起こる悲劇はまだ始まっていなかった。



しかし……



「ねぇー暇じゃない!?

あそこにゲーセンぁるじゃん?
皆でプリ撮ろうよ!!」


気の強い優華の一言で悲劇は幕を開けた。



「えー、でもぉ……
夜中だよ??」


優華の提案に乗り気じゃないのは春奈だ。


「でも楽しそうじゃない??あたしは賛成!!」

春奈とは反対に乗り気の岬。



「ねぇ、光はどう?」


四人の視線があたしに集まる。



「あたしは別にどっちでも……」



「「じゃあ決まり!!」」


優華と岬は楽しそうに声を合わせて言った。





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