実録 出会い系サイト!!『実話』
普段は大人の顔をしているのに、たまに見せる少年のような顔。


アタシはそんな拓人の顔を可愛いと思っていた。


「ジュエルに嫉妬するなんて。拓人、子供だねー。相手は子犬だよ??困ったパパだね、ジュエル~。」


「だから、パパとか言うのやめろって。」


拓人は少しイライラしながら言った。


そんなアタシ達に、おかまいなしのジュエルは部屋の中をクンクンと匂いを嗅ぎながら歩き回っていた。

フローリングの上をツルツル滑りながら歩くジュエルを見て、アタシの心はほのぼのとしていた。



゙これからは、この子と一緒だからお留守番も平気。″


拓人の心遣いが嬉しかった。


「亜美。今日は久しぶりに早く帰ってこれたから食事にでも行かない??」


「うん!行く。最近拓人と出掛けてなかったもんね。楽しみ~!!あっ。ジュエルが一人になっちゃう…。」

ふと足元を見ると、しっぽを振りながらアタシを見ているジュエルがいた。

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