実録 出会い系サイト!!『実話』
「アタシで良ければ聞きますけど??」


アタシは、わざと明るく言った。


「今ね、少し気になる人がいるの。」


「えっ!?好きな人ですか??」

アタシは、京香お姉さんの口から以外な言葉が出てきたのでビックリした。


「好きなのかな…。まだわからないんだけどね。」


そう言って照れながら笑っている京香お姉さん。


゙アタシ、何て言えばいいんだろう…。″


少し考えてから思い切って言った。


「それは、好きです。それが好きだと思う気持ちですよ!!幸せになって下さい!」


アタシは、真剣に言った。

京香お姉さんのコトは、大好き。


だから絶対に幸せになってほしいと思った。


「37歳にもなって恥ずかしいんだけどね…。私、バツイチだから、少し神経質になってるトコがあって。もう失敗はしたくないし…。」


そう言って、少しだけ淋しそうな表情を見せた。
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