実録 出会い系サイト!!『実話』
「恋に、年齢は関係ないです。何歳になっても恋をしてる方が素敵ですよ!?」


アタシが笑顔でそう言うと、京香お姉さんはニッコリと笑った。


「ありがとう、亜美ちゃん。やっぱり話してよかったわ。すっきりした。自分の気持ちに正直になってみるね!」


「はい!!いつでも話聞きますから、何かあったら言って下さい。」


アタシは、嬉しかった…自分のコトのように。


京香お姉さんは、帰り際に拓人には内緒だと言って帰った。



゙二人の秘密かぁ~。″



尚更、うまくいって欲しいと思った。


京香お姉さんが帰って、晩御飯の準備をしようとして、立ち上がった時に、一瞬、めまいがした。



゙そういえば、最近立ちくらみがするなぁー″


そんなコトを思いながら夕飯の準備を始めた。


アタシは立ちくらみのコトなんて気にしてなかった。

でもアタシの体の中は、明らかに何かが違っていた…。




一週間の間に立ちくらみは、なくなっていったが、次は体の気だるさが続いた。

少し熱っぽくて体がだるい。


゙風邪かなー。″


そんなコトを考えていたが、ちょっと疲れてるのかもと思って、ゆっくりしていた。


ジュエルの散歩に行くコトも少なくなっていた。


そんな日が、3日位過ぎたある日のコト。


拓人がアタシの異変に気付いた。


「亜美、最近元気ないよね??何かあった??それとも体調悪い??」


拓人はアタシのおでこを触りながら聞いてきた。


「少し風邪気味かも。体がだるいだけ…。大丈夫だよ。」


アタシは拓人に心配かけたくなかった。


いつも仕事で疲れてるのに、アタシのコトまで心配させたくなかった。

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