幼なじみ
健次郎は抱きしめるのを

止めないし、苦しくなってきた。

「キャプテン・・くる・・しい」と

いうと健次郎はやっと離してくれた。

「ごめん。大丈夫。」

「うん。どうしたの?いきなり

キャプテンと私は幼なじみだよ。

それ以上の関係ではないよ。

それに倉吉さんが可哀想だよ。」

「倉吉って。アイツとは何も関係

ないよ。俺のきもち・・・」と

健次郎が話している最中に他の

生徒がやってきた。

私は健次郎の傍を離れた。

何をいうつもりだったのか分からない。

「浅利さん。健次郎君と私

付き合っているの。だから邪魔を

しないでね!!」ときつく言われていた。

そして放課後私は倉吉さんに

呼び出された。

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