my First boy last boy.




まったく、今どきの年下はあなどれない。危険だ。


クスリと、また笑いが漏れた。





「葛西くん、土曜日のお礼でなんか奢るよ。なにがいい?」



「いいですって。1回代わっただけですし」


「シフトは、これから忙しくなってあんまり代わってあげられそうにないから。どうせ缶ジュースとかだし、奢らせて?」


「そうっすか?んー、じゃあコーラで」



コーラで。の言い方が可愛くて、少しだけ笑ってしまう。



「わかった」



じゃあ今日の帰りでいい?と言っていたら、


なんだかんだもう始まりの時間5分前になっていた。




< 363 / 469 >

この作品をシェア

pagetop