ワルメン上等★恋したアイツは危険な男
次にあたしは葵先輩の方を見た。葵先輩は翔平のベッドの脇に座り込んで気を失ってるようだった。葵先輩の服がさっき見たまま乱れていない事にホッとした。

春斗があたしの肩を軽くポンッと押した。

あたしはヒドく散らかった足元に気を取られながら翔平の側に行くと翔平の座るソファーに腰掛けた。

そして春斗の方を見ると気を失った葵先輩を抱えあげて部屋を出て行った。

翔平は煙草を吸いながら呟いた。

「ぉまえが思ってる様な事は何もしてねぇ」

「……ぅんっ…」

あたしは翔平の方を見た。そして翔平は今日、三度目の優しいキスをあたしにした。
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