運命とか偶然とか
はじめまして

きみ

華形慶吾、俺は桜が舞い散る中、高校の門くぐった。

俺はなんとなく、いや間違いなく浮いてる。
たしかに、大阪生まれの両親の血を強く引いてしまって派手好きだ。
『だからってんなによけんくてええやん!!』
ばっと振り返る人の中に“きみ”はいた。
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