首筋、君の手が触れた。


後ろの髪が、

ピュンとはねている。

窓際の席。

陽の光でキラキラしている。



居眠りしている彼。

しかし、そこは秀才。

ノートは既に完璧。



高校2年。

もう大人に大分近い。

体も出来ている。




しかし、こうやって、

無防備に眠る姿は、

幼さが残っている。


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